脳動静脈奇形(AVM)開頭手術と聴神経腫瘍ガンマナイフ

脳動静脈奇形(AVM)と聴神経腫瘍の闘病の記録です。

2013年8月脳動静脈奇形、治療方法の模索、セカンドオピニオンの日々

8月1日、慈恵医大セカンドオピニオンに行く。脳神経外科の石橋先生に受診した。AVMの患者さんは結構来ますとのこと。AVMはめまいとは関係ないとのこと、自転車には乗っても大丈夫。(カテーテルに使用する)接着剤による後遺症はない。塞栓してからガンマや開頭ということになるが慈恵では開頭は無い。8月7日のカンファレンスで方針を決めるとのこと。

8月6日彼女の家を訪れる。バス電車で藤沢に住む彼女の家へ。体調が優れない中、よくそこまで行ったと思う。その晩は泊めてもらい翌日海岸を散歩する予定。どうしても夏の海を見たかったのだが、途中で気分が悪くなり引き返す。夕方帰宅。彼女の家に行ったのもこれが最後だったが今から考えると良く一人で藤沢まで行けたと思う。

8月8日慈恵医大へ行く。妹も来てくれた。愛宕ヒルズで昼食をとり、スタバでアイスコーヒーを飲んだ。慈恵医大では方針として2~3回のカテーテル治療を行ったのちガンマナイフを行うとのこと。場所が大事な場所で無症状であることからとのこと。眩しさは関係あるかもしれないとのこと。

8月10日大船の徳洲会湘南藤沢病院にMRAを撮りに行く。額田記念病院の医師からの指示だ。母と彼女が付き添ってくれる。

8月14日横須賀共済病院へ、両親と彼女が来てくれた。担当の医師によると慈恵医大は塞栓のスペシャリストで切る先生はいないとのこと。極力早く社会復帰したい旨を告げると、一気に止めると周りに悪影響が出るので3本入り込んでいる動脈のうち1本を止め全身麻酔で数日寝たままにしておくとのこと。手術で1回で済まないのかと聞いたところ、そういう判断ができるのはベテランの先生で本当に安全かどうかはわからないとのこと。ガンマナイフをお勧めするとのこと。

8月16日会社の総務の方と電話。体を第一に考えて無理をせず休養してほしいとのこと。入社したばかりで申し訳なく思う。

8月20日額田記念病院へ徳洲会湘南藤沢病院で撮ったMRAの結果を聞きに行く。なんとか動脈が反っているとのことでめまいや突発性難聴を起こしやすいとのこと。首の運動やマッサージでほぐしてくださいとのこと。吐き気止めを貰う。

8月21日横須賀共済病院へ。これまでの経緯ではガンマや塞栓しか選択肢に出てこなかったが、早急に病気を治して会社に復帰し彼女との結婚を前に進めたいという思いで開頭手術ができる先生を紹介してくれるようにお願いする。川崎の新川橋病院にいる佐野公俊先生を紹介してもらう。

8月28日川崎の総合新川橋病院へ。佐野公俊先生と初めてお会いする。スーパードクターとのことで秘書がすぐそばについている先生は初めてだった。塞栓を2回ほどやって開頭をしようとのこと。後→前大動脈→開頭とのこと。最終的な姿を考えて組み立てるとのこと。体調が優れず早く治療に移したかったので開頭してもらえる先生に出会えたのは嬉しかった。

8月の下旬あたりから病気に対する不安からか食事ができなくなり、逆流性胃腸炎のような胸やけ、吐き気の症状がでる。食事をとらないことが増えたせいかハンガーノックのようになり体が動かせなくなる。ウィダーや玄米スープのようなものしか受け付けないような状態。