脳動静脈奇形(AVM)開頭手術と聴神経腫瘍ガンマナイフ

脳動静脈奇形(AVM)と聴神経腫瘍の闘病の記録です。

2021年1月 靴の話

7年前のAVMの手術で右脚麻痺の後遺症が残ってから靴にもいろいろと制約が出てしまった。療養中に太ったこともあり以前と比べるとサイズが1サイズ以上大きくないと履けなくなり、なおかつ麻痺側の足はさらにちょっと大きめ出ないとうまく履けない。また、聴神経腫瘍ができてからめまいの症状が悪化して一時はほとんど外出できず、麻痺側の足がさらにセンシティブになってそこから気持ち悪い感じがしていたが、現在はだいぶ落ち着いてきて徐々に散歩の距離と長くしていっている。私が靴に求める条件は固くなく、重くなく、圧迫感がないという感じで革靴はこの7年履いていない。家の周りでは試してみるのだが長く履き続けるとソールが固くてつらい。ソールが固いと土踏まずのあたりが痛くなって歩けなくなってしまう。以前仕事に行く際はアシックスのテクシーリュクスという革靴のようなスニーカーを愛用していたが、現在は自宅療養中なのでアディダスのNMD_TS1というスニーカーを愛用している。
このスニーカーはブーストという技術を用いたソールを採用しており、ソールが柔らかくて足裏を刺激せずなおかつ軽くて足入れも楽なのでとても気に入っている。

また靴紐もついているがアッパーの素材自体に伸縮性があり程よく足を包んでくれるので紐を結ばなくても脱げない。スリッパみたいなものは足に感覚がないと気づいたら脱げてるということがよくあるのでとても助かる。じゃあ脱げないようにもっとぎゅっと足を圧迫するような靴のほうがいいのではと思われるかもしれないが、感覚が麻痺しても不快感はあるので履き続けることはできない。
先日、学生の頃履いていて気に入っていたNIKEのairmax90がセールだったので買ってみたが、ソールが固いうえにとても重くて(片足で100g以上重い)足の裏が痛くなってしまい、とてもこれ以上履く気になれずすぐに売却してしまった。
スニーカーの世界も技術の進化はすごいなと思った。

現在、adidasのサイトでウルトラブースト21というスニーカーの試着キャンペーンをやっている。
https://shop.adidas.jp/running/ultraboost/#tryon
ブーストソールを採用したスニーカーの最新型で現在は会員限定で先行販売している。
先日、昨年型のウルトラブースト(黒)を購入したばかりだったので最新のウルトラブースト(白)と比較してみた。
外観はぱっと見ではそれほど印象は変わらないけど、ソールがとても厚く、大きくなったのは印象的だった。
ソール裏面の形状も以前のものと比べて大きく変わっている。
今回は室内での試着だけなので歩いた感じはわからないがかなりクッション性と反発力が増したのではないだろうか。
逆にプライムニットというアッパーの素材は薄くなり通気性が増しているように思われる。
足入れ部分のクッションパッドもなくなっていた。
しかし、私のように普段履きにしている人からすると生地が薄くて冬は寒いともいえる。
サイズは28.5と29を試したがそれほど大きな差はなかった。
重量は同じ29で比較して旧が362g、新が392と片足で30g重くなっている。
外観からしてこの重量差はそのままソールの厚さになっているように見えるのでクッション性をとるか軽さをとるかということだと思う。
なお、新しいウルトラブーストは24200円、古いモデルはABCマートでセールになっており7700円だった。
初めての人は旧型で十分だと思うので一度試してみてもよいと思う。

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