脳動静脈奇形(AVM)開頭手術と聴神経腫瘍ガンマナイフ

脳動静脈奇形(AVM)と聴神経腫瘍の闘病の記録です。

2018年7月ガンマナイフ施術

7月16日に実家に帰る。入院まで実家に滞在し、当日は父と姉に付き添ってもらう予定だ。

7月18日父に自動車で熱海所記念病院へ連れて行ってもらう。

脳腫瘍、転移性脳腫瘍のガンマナイフによる治療なら熱海所記念病院までTOP

途中町田で暮らす姉をピックアップして熱海へ。父と姉には熱海に宿をとって付き添いをお願いした。お昼を熱海のジョナサンで。すっかり夏の海で観光地らしい風景でこれから入院治療をうけることを忘れてしまいそうだ。その後病院へ行き入院の手続きを行う。今回受けるアイコンというガンマナイフは最新式のため頭にフレームをねじで固定する必要がなく、その代わり、顔に被せて頭を固定するマスクを制作する必要がある。18日中にマスクを制作してその日にやることは終了。19日はいよいよガンマナイフの施術だ。父と姉も駆けつけてくれ、車いすでガンマ室に運ばれる。ガンマナイフの照射時間は30分から1時間くらいだったと思う。MRIのような機械の中に寝かされて、それ自体は痛くも痒くもない。しかし、頭をがっちり固定されているせいか圧迫されすぎて段々と頭が痛くなってきた。それでも最初は我慢できると思っていたが途中からこれ以上は我慢できないというくらい痛くなってきて、「非常のときはこれを押して教えてください」と渡されていたボタンを押す。「どうしましたか」と言われて、耐えきれないくらい頭が痛い。と伝えたが「あとちょっとなんで我慢して下さい」と言われる。結局その後5分くらい我慢してようやく解放される。先生からは「予定通り18グレイで照射ができました。」と言われたと思う。その後は病室へ。夕食はハンバーグで量が多くて食べきれなかった。翌日は退院だったが頭が痛いような気持ち悪いような感じで食欲もなく体調が優れない。先生は「そんなことないと思うんだけど」と言っていたが、看護師さんは「そういう患者さんは結構いらっしゃいます。」とのこと。痛み止めを処方してもらいお昼頃退院する。初めてのガンマナイフだったが開頭に比べると圧倒的に体への負担が少ない。前回のような感染症のリスクがないのも素晴らしい。あとは結果が伴ってくれれば良いのだが。その後実家に戻ったが体調がすっきりせず寝たり起きたりの日が続いた。

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入院時に配布された熱海所記念病院のガンマナイフ治療を受ける患者向けのパンフ(2018年7月当時)

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入院時に配布された熱海所記念病院のガンマナイフ治療を受ける患者向けのパンフ(2018年7月当時)