脳動静脈奇形(AVM)開頭手術と聴神経腫瘍ガンマナイフ

脳動静脈奇形(AVM)と聴神経腫瘍の闘病の記録です。

~2013年6月脳動静脈奇形、症状の発症

2013年の4月、ようやく新しいスタートを切った。

市役所の非常勤職員として働きながら国家資格の取得を目指していたが、予想より手間取り、何回も落ちたのちに2012年度にようやく合格。

新しい仕事にも就いて社会人として再スタートだ。

仕事は不動産関係の仕事で基本はデスクワークだが、都心周辺の物件を見に行くことは多々ある。

実家からの通勤のため片道2時間近く通勤にはかかる。

長く付き合った彼女がいる。

なかなか資格が取れなかったため一度別れていたが、ようやくよりを戻すことができた。

結婚を待たせた彼女のためにも頑張りたいと思っていた。

 

6月、徐々に仕事にも慣れてきた。彼女との結婚も決まってご両親に挨拶に行ったり、結婚式場を探して回っていた。そんなとき、彼女と立ち寄ったモスバーガーで注文をしたあと商品を受け取ろうとしたら落としてしまった。店員さんが気を利かせて再度渡してくれたがそれも落としてしまい彼女に心配されるということがあった。また、式場の下見に行ったとき、カウンターのピンスポットライトを見ていると妙に気持ち悪く落ち着かない気分になることあった。喫茶店で休憩して帰ったが頭がじりじりとして追い立てられるような気分になった。だがこのころはまだ新しい環境に疲れがでているのだろうと考えていた。

6月16日、前日会社帰りに彼女の家に泊まって、今日は彼女は会社なので一人でビデオを見て過ごした。

片肘をついた姿勢でずっと過ごしたせいか首とか頭とか調子悪い。

6月19日、仕事の後に彼女と待ち合わせて夕食をした。

チャーハンとビールを飲んでいたが途中気持ちが悪くなる。

歩いて駅まで行く途中でフラフラ感がひどくなり休み休み歩いた。

駅のホームの明かりが脳を刺すようにまぶしくて気持ちが悪い。

彼女に付き添ってもらって何とか帰宅。

翌6月20日は出社したが体調が優れずフラフラする。上司と関連会社でミーティング後、直帰させてもらいグリーン車で寝て帰る。

6月22日近所の診療所へ、血圧・血液検査を行う。血圧が低いとの指摘で血圧を上げる薬を処方される。

6月23日、日曜だが仕事で現場の内覧会に行くが調子が悪く頭がフラフラする。吐き気がある。

6月24日、朝から現場に直行したが一歩歩くたびに脳がグラグラして吐き気に襲われる。コンビニのトイレを借りるが嘔吐はしなかった。早退して地元の眼科に行くが特に異常はないとのこと。ついでに脳外科にいったところ念のためMRIを撮影しようとのこと。週末に撮影することに。

6月25日、出社したがフラフラしていたところ、その様子をみた入社時にお世話になった総務の方に呼び止められる。家に帰ってちゃんと休むように、病気の原因がわかるまで出社しなくていいと指示される。結局この日が会社で働いた最後の日だった。午前で早退して地元の耳鼻科にかかる。めまいの症状を伝えたところ、眼振の検査などをして漢方薬を処方される。

6月29日地元の脳外でMRI撮影。電車で行ったが頭がグラグラして歩くのがとても辛い。結果は明後日とのこと。