脳動静脈奇形(AVM)開頭手術と聴神経腫瘍ガンマナイフ

脳動静脈奇形(AVM)と聴神経腫瘍の闘病の記録です。

2015~2018年手術後の生活

2015年から社会復帰を考え始めたが、障害者となってしまったので以前の職場には復帰することはできず、障害者枠で新たに仕事を探すことになった。せっかく取った国家資格を生かせる職場がいいと思ったものの専門性のある求人は障害者にはほとんどない。とりあえず体調面を重視して通いやすい場所、無理のない仕事内容、当初は週の半分くらいの勤務などを重視して仕事を探すことにした。県の障害者就労サポーターの方にサポートして頂いて色々と探したがなかなか仕事に就くことができなかったが、地元の総合病院の事務として障害者枠で採用して頂くことができた。この病院ではないものの医療にお世話になったものとして少しでも医療関係で働くことでお返しが出来ればという気持ちもあった。そちらにはしばらくお世話になったが、障害者ということで仕事量が少なく暇を持て余すことが多いことや将来的に自立していくには給料が少なかったことなどから転職を決意。実家からは少し離れたところで一人暮らしをして新しい仕事をはじめることになった。大企業の工場の事務的なポジションの障害者枠に採用して頂き、職場からバスで5分くらいの駅前にマンションを借りて新しい生活を始めた。久しぶりの一人暮らしは体調に不安がある身としては少し不安なもののとても気分が良く、ようやく自分で生活できるところまで回復できたという喜びにあふれていた。手術以前からの趣味だったロードバイクも短い距離の平坦ながらも再開したり、おいしい日本酒を探して酒屋巡りしたりと健康であることの喜びを感じることができた時期だった。

しかし、左目の奥が気持ち悪いような嫌な感じは手術後からずっと続いていて、もしかすると酸素が頭に足りていないんではないだろうかと酸素ボンベをアマゾンで買って試したりしていた。問診の際には目の奥がおかしいと先生に告げるが特に問題は見当たらないといわれる。病院には3か月に1回通いMRIを受けていた。入院時に食事が食べれなかった反動で退院後はたくさん食べてしまい、10kg以上太ってしまったので最近では病院でもコリステロールなどを指摘されることのほうが多くなってきている。